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やっぱりいい、と言ったものの、青子は納得していないのだろう。
時折こちらに向ける視線に居心地の悪いものを感じ、それに気づくたび誤魔化すように盃を重ねていたら、突然ぐらりと視界が揺れた。

あ、やべえ。

そう思ったときには、視界から青子が消え、目の前には天井と蛍光灯の明かりが広がった。
ごろりと寝転がったまま、欲望に任せて目を閉じれば、心地よい睡魔が襲ってくる。

「ちょっと快斗、大丈夫?」
「おー」
「快斗、ねぇ快斗ったら!」

青子の声が子守唄に聞こえる。
最後の気力をふりしぼり、無理やり瞳を開けると、青子がひどく心配そうに覗き込んでいた。
俺の意識はそれを確認したのを最後に、眠りの淵へと旅立っていった。

 


恋の(私が)耐久レース!

快斗寝落ちエンドです。これバッドエンドになるのかな?

お付き合いくださり、ありがとうございました。