「かかかかか、快斗ー!」
「んー?」
起き抜けの青子の第一声は、叫び声だった。
「あの、これは、ちょっと一体・・・」
「ああ、昨日は激しかったよな」
「えええええっと、激しいってそれはその・・・・」
青子には、昨夜の記憶がないようで、盛大に混乱している。
お預けが悔しかったから、誤解を解いてやるのは、もうちょっと後にしようと心に決める。
「青子?」
「へ?」
「とりあえず、おはよう」
そう言って、瞼に唇を落とせば、青子は昨夜よりも頬を赤くして、俺の胸に顔をうずめた。
恋の(私が)耐久レース!
これがまさにどういうくくりになるかわかんないラストです。
このまま姫はじめに突入も出来るんじゃ?みたいな。
よかったら他の姫はじめルートも探してみてください。
お付き合いくださり、ありがとうございました。