誰?



「今まで楽しかったですよ。僕にとっては退屈で仕方なかった小学生の生活が、あなたのおかげで、ずいぶん楽しくなりましたから」

「・・・光彦?」

「まったく・・・あなたは本当にツメが甘いですね。まぁ、だからこそ今まで何もせずにおいてあげたんですけどね」

「お前、なに・・・言ってんだ?」

「まだわからないんですか?」

そういって、笑った顔は小学生の、いつもの光彦の笑顔じゃなかった。

「お前・・・ダレだ?」

「僕は、僕ですよ。今までも、そう、今だって」


― だから言ったでしょ、これはあけてはならないパンドラの箱


灰原、アイツはこの事を知ってたのか・・・?
だったらナゼ・・・。


「さて、お互い子供時間は終わってしまったようですね。残念ですよ。僕はもう少しこの時を楽しみたいと思っていたのに」 


2005/04/28

以前日記に書いてた、ボスの正体はダレ?って話題から拍手にのせてたものです。
作成時間、5分弱(笑)最もありえへんシチュエーション、その1です。


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